剪定・庭の手入れ
枝を抜くこだわり
剪定(せんてい)例のご紹介
剪定例をご紹介します
剪定(せんてい)という言葉をご存知でしょうか?刈込(かりこみ)という言葉はご存知だと思います。刈込は生け垣や寄せ植えを刈込ばさみやトリマーで刈って形を整えることです。剪定の方法の一つとして刈込がありますが、原則は、整枝剪定です。
簡単に言えば、刈込は床屋さんのバリカン刈り。剪定は美容師さんのカット。でも、実は、髪を切るのと枝葉を切るのは根本的に違いがあります。
髪は切ってもまた切った断面から同じ本数の髪が伸びます。しかし、植物は切りすぎた後、元通りには絶対になりません。
ですから、グリーンマックリはお客様が「見た目はどうでもいいから、とにかく小さくして」と依頼されても「ダメです」ということがあります。グリーンマックリの剪定に対する一番の考えは、庭木が「愛着を持って貰えて、何年も大事に抜かれずにそこにいられるように大きくなりすぎず茂りすぎず」です。ですから、何年かに一度、大きくしない木を小さく仕立て直したりもします。
シマトネリコ剪定
シマトネリコは、人気の常緑高木ですが、かなり大きくなります。大きくなりすぎて皆さん困っています。株立ちで雰囲気がさらさらしているので好まれますが、実は、この樹は自身の枝葉の重さで幹が開きます。この状態が続くと上に伸びずに横に広がったまま幹が太くなり樹形が崩れます。ですから剪定は、ピンと上を向くように枝葉を軽くして仕立てることが重要です。
シラカシ・ヤマボウシ剪定
新築から3年ほどで剪定を始めることをお勧めします。この例は、シラカシの株立ちとヤマボウシの株立ちです。背はあまり大きくないのでまだ手を入れなくてもよいと思いがちですが、これくらいの時に地際から不要な幹を除去し骨格を作ることが後々の管理で非常に重要になってきます。また、ある程度大きくなる木であれば、思い切って下枝を払ってしまうことも良いケースが多いです。これにより、蚊の滞留をおさえたり、草取りなどが楽になります。
コニファー(ゴールドライダー)剪定
コニファーは針葉樹の総称ですが、一般的に刈り込むことが多いです。しかし、刈り込むと作業は早いのですが、小枝が茂り、小さく仕立て直すことが困難です。このケースでも高さを1.5mくらい下げて、尚且つ円錐形を保つように枝を抜いて葉がぎりぎり残る深さまで切り戻して再生を促しています。(作業半日強)
自然風の庭木の剪定
さらさらっとした植栽は流行りですが、剪定の仕方を間違えると取り返しのつかない樹形になります。私たちはよく、「小さくして」と依頼されますが、高さを無理に抑えるとかえって反発したり、樹形が乱れる樹種に関しては、枝をしっかり抜く代わりに高さを残すことをお勧めします。
レモン・カキ・ビワ等の剪定
庭のリフォーム工事に伴い、まずは樹木の仕立て直しから行いました。膝元に風が入るように下枝をすっきりと整理しました。
この工事では防草シートと砂利で雑草対策をしましたが、落ち葉掃除は必要です。そういった作業が下枝を払うと楽にできます。
クスなどの剪定やツゲなどの刈込
庭全体を剪定しています。このくらいの広い庭(写真に写っていない場所もまだあります)になると5-6人で1日で作業を行います。1日7人程度が上限ですので、14人かかる庭は2日で作業を行います。他の業者さんからグリーンマックリに変えたお客様は家に居なければいけない日数が短縮できて喜ばれます。早さも重要なサービスです。
樹木整理と剪定
庭全体のうち1/3ほどを伐採して間引きし、仕立て直しの剪定しています。
色々と植えてそれぞれが大きくなってしまったので、後の手入れのことも考え、思い切って整理するというご依頼でした。
一気に作業させていただいても良かったのですが、3分割して出来上がったものを確認していただきながら次のエリアは予定通りこの木を伐採して良いですか?と確認を取りながら進めました。
剪定料金と作業の流れのご説明
1.事前に見積
初めての方は見積依頼を頂きましたら日時を調整して現地へ見積に伺います。
一般的な住宅の庭であれば、その場で金額を複写メモに記入してお渡しします。
ご家族と相談されたり、他社と比較されたりしてお決めいただければ結構です。
2.金額の決め方
近頃、木の大きさと本数で計算をする業者もいますが、実は、得をするお宅と損をするお宅があり、非常に不公平です。
グリーンマックリはその庭で作業に要する時間で計算します。【作業代+枝や草の処分代+消費税】という構成です。
作業内容により、高所作業車やクレーンが必要な場合は別途計上します。
3.お支払い方法
作業内容に変更がなければ、請求金額は変わりませんので、請求書を書いて作業に伺います。
在宅であれば作業後に現金でお支払いいただければ領収証を発行しますし、2週間以内に銀行振り込みでも構いません。
4.作業までの流れ
まずは、見積依頼をしてください。見積提出後、ご依頼される場合はいつ頃にとかいつ頃までにという希望をお伝えください。曜日の希望がある場合もお伝えください。
日が近くなりましたら、およそ数日前に日程をご連絡しお客様の予定の確認を行います。法事や祭りなどどうしてもの用事がある方の予定を優先します。
5.いつが適期かわからない方は
見積に伺った際にご相談ください。最近は夏前後に剪定をされる方も増えています。私たちの判断として年に一度剪定をされる場合は、マツや生け垣がある庭は秋以降に行います。ツツジ類があって、カシなどがない庭は6-7月に剪定をする方も多いです。夏の猛暑が過ぎたらすぐにと9月に剪定をする方も多いです。
6.対応エリアと作業ボリューム
旧豊田市とみよし市・東郷町がエリア0です。
日進市・旧藤岡町・長久手市・名古屋市(名東・緑あたり)・知立市・刈谷市がエリア1
その他地域はエリア2です。エリア1は作業ボリュームによっては割増料金。エリア2は割増料金です。
作業ボリュームは高木1本からOKです。最低料金は9720円(税込)です。よくある料金は、17280円(税込)、31320円(税込)、56160円(税込)、83160円(税込)です。すごく大きなお庭で30万~50万というところもあります。